【台北グルメ】真っ黒スイーツ・八時神仙草の仙草ゼリー

仙草ゼリーを知ったのは鮮芋仙、つまりMeetFresh。
見た目は真っ黒。味は何とも言えない健康的な味。でも美味い。
そんな仙草ゼリーをこれでもかと堪能できるのがこちらのお店です。

台北駅からも徒歩圏内。中山駅にほど近い八時神仙草

出身は台中のこのお店。しかもここ10年以内のオープンらしいから
決して仙草という台湾の伝統的な素材を使っているとはいえニューウエーブ的。

何せお店のデザインはとてもスタイリッシュ。
これが逆に信用できないという意見もあるかもしれませんね。
台湾は老店がたくさんあって、それがやはり信用の目安にもなっているから。

店内は決して所狭しと椅子、机をおかずに、
ゆったりと過ごせる空間となっています。
スイーツ食べるからには、まったり食べたいですよね。
まさにまったり食べるのにうってつけです。

店名にある通り仙草をメインとしたメニュー

っていうか仙草じゃないメニューは無し!

とても潔いですね。仙草一択で勝負のお店です。さすが神?の仙草です。

そもそも仙草とは何?という話はあまり詳しくないので深掘りしませんが。
初めて見た時はコーヒーゼリーか?と思いますよね。
で、口に含んでみると最初は味がないような、ん??って感じ。
底からなんか訳わからない薬のような漢方のような味、そしてウマウマ!ってなっちゃうんです。

もちろん漢方として用いられてきたものでもあり、
特に暑い国である台湾ではカラダを冷やして熱中症を防ぐ効果あることから、
古くから台湾の人々の暮らしに溶け込んできたようです。
私としては見逃せないのは糖尿病や高血圧にも効果あるってことかな!
高血圧なのはもちろん、糖尿病だって予備軍に選抜されているわけでありまして…。

スイーツでこれらを防げるなら最高ですね!

話はそれましたが、
食べたメニュー紹介です。

仙草ゼリーの周りを固める台湾の美味たちが盛り盛り

写真を見ただけでも美味しそうと思いませんか?
もちろん黒黒とした仙草にも目を惹かれますが、
かなりモッチモチな印象しかない大ぶりな芋圓にも目が釘付けになります。

そう、仙草ゼリーをこれでもかと引き立てる美味がたくさん入ってます。
しかもそのどれもがこれぞ台湾って感じ。

すべてが甘さ控えめで、
素材の味を生かした、優しくカラダに染みてくる台湾ならではのスイーツたち。

まぜて食べるも良し、それぞれ単独で口に運んでも幸せしか感じない!

芋泥嫩仙草盛盘 89元

おそらくこれが八時神仙草の主役じゃないかと踏んでいます。

左の器にはこれでもかとプルンプルンな仙草ゼリーがモリモリ入っていて、
その上には紅豆(あずき)、そして芋泥(英語ではMASHED TARO、つまりマッシュさいたタロ芋)
これらは仙草をこれでもかと引き立ててくれるものたち。
紅豆は甘さよりも素材の味が勝つ。芋泥も右に同じ。砂糖入ってるの?と聞きたくなる。
でもそれが嬉しいし美味しいし、台湾に来た!って感じになる。

そして右の器には芋圓(タロ芋)、地瓜圓(さつまいも)、珍珠(ホワイトタピオカ)、紫米が入っています。
なんと豪華な!
これらは単独でまずは食べました。

芋圓、地瓜圓は少し暖かく、柔らかでモチモチがすごい。
甘さなんて微かで素材の味をこれでもかと生かしてるから何個でもいけちゃう
(とは言えモチモチしてるからお腹には溜まるから、そう多くは食べれないが…)

珍珠、紫米はそこまでの存在感はないから、仙草と混ぜて食べるのがベストかな。

言及しなければいけないのは仙草ゼリーの凄さ。
味は深みがあってMeetFreshとは違った角度からきてます。
仙草ゼリーがこれほど美味だとは、というくらいの美味しさです。
これだけでどんどん食べれる美味さ。

そして食感も特筆すべきポイント。
ぷるんぷるんという言葉がまさにピッタリで、
スプーンでは逃げて逃げて掬えないほどのぷるんぷるん。
これを口に含むとなんとも幸せな食感で”口福”なんて造語あるし、使うのカッコ悪いけど、
まさにそれなんです。

一つ言えることは台北滞在の数日で3回きてるから、このお店に。そのくらい、ってことです。

抹茶嫩仙草盛盘 89元

先ほど紹介した芋泥嫩仙草盛盘の芋泥が抹茶アイスに変わったもの。

これが意外に良くて、
仙草と抹茶って苦味があるところなど、どこか同じ路線のような気がするんだけど、
これが違いを引き立てあってすごく美味しくなる。

抹茶アイスが溶けてきて仙草ゼリーと混ざり合うおいしさ。
抹茶アイスだから他の商品に比べれば甘いんだけど、しかも台湾的じゃないけど、
でも、これもまた美味しい。

コーヒーゼリーにクリープ、という感覚には近いものがあるかな。例が悪いか。

鲜奶红豆紫米粥盛盘 79元

これは暖かいスイーツです。
暖かい仙草に暖かいミルク、そこに芋圓、红豆と紫米を盛ったもの。

これは飲み物なのか食べ物なのか。
なんとも喉が気持ちいスイーツです。

これに全ての食材を混ぜるとこんな感じ。

何度も言うけども暖かい(熱くはない)のよ。
絶対美味しいでしょう!

正直言えば仙草を前面に押し出したメニューと比べれば仙草の味が出ていない。
でも優しくて穏やかでホッとする、そんなスイーツを求めている人にこそ食べてもらいたい。
そう思います。

台北滞在中に3回も通ったこと。MeetFreshが霞んで見えた…

3回訪れた間に実は鮮芋仙MeetFreshにも行っています。
鮮芋仙MeetFreshはこの旅で絶対食べる!と意気込んでいたお店の一つです。

日本に進出している鮮芋仙MeetFreshの赤羽の店舗にはたくさん行っているし、
毎回、美味い!と思っていたし、
このクオリティが台湾では日本の半分くらいの値段で食べれるわけで、
そりゃ意気込むよね。

でも、申し訳ないけども鮮芋仙MeetFreshが霞んでしまったことは確かなのです。
何かチェーン店という感じがしてしまった。
この八時神仙草だって台北にこそ2店舗だけども、
台湾内で10店舗くらいあるそうだからチェーン店と言えばチェーン店なんだけど、
まだ手作りしてるな〜って感じがあるから信用できる。
これから先、他店舗化していけばわからないけども。

と言うことで台北行ったらもう一度食べたいなって思っています。

アクセス

八時神仙草 中山店
営業時間:12時30分~21時00分

最寄りはMRT中山駅。パイナップルケーキでお馴染みの大倉久和大飯店からも徒歩1分くらい。
台北駅からも10分あれば歩けちゃいます。

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